ステアリングスペーサーに追加アイテム!
ハイゼットカーゴ(S321v)ならびにアトレーワゴン(S321G)の油圧パワステ用、ステアリングコラムスペーサーです。
軽バン、軽トラックは特殊なレイアウト上、ハンドルポジションが起き気味で、長時間の運転時に腕などが疲れやすい傾向。にも関わらず、調整するチルトが無いケースが大半。
スペーサーを入れることで乗用車に近いステアリングポジションに位置変更することが可能になります。
電動パワステ用はすでに販売開始されています。油圧パワステ用が完成したことで、対応車種が広がりました。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/interior/int_stcl
今回、油圧用を開発することになったきっかけは、当社のミス。電動パワステ用発売時、ホームページのカタログに「油圧パワステ不可」の注釈を忘れてしまっていたのです。
購入したお客様から、
「油圧パワステは装着出来ないようです。早くお伝えしないと、他にも購入される方が出ないか心配です」
とご連絡をいただきました。しかも、返品返金も不要だとおっしゃる… どれだけイイ人なんだ…
商品内容でやり取りをしていると、テクニカルショップファーストの代表のMr.H様とわかり、なんとJAWS山本さんのお知り合いと判明!
ご縁に甘えさせていただき、油圧パワステ車両のテスターを引き受けていただきました。
以下、すべてMr.H様からご提供いただいた資料です。ありがとうございました!
ステアリングコラムのカバーを外します。
この部分にスペーサーを入れることで角度調整が可能になります。
1枚だけいれた場合。
2枚入れると、角度変化が大きくなります。
0枚、1枚、2枚でこの変化。定点カメラで撮影して下って、本当に恐縮。
Mr.H様は、1枚でちょうどよかったとのこと。気にされたのはメーターの視認性。この当たりはドライビングポジションの好みもあると思います。少なくとも純正位置は、多くのヒトにとって決して良いものとはいえません。
ハンドルポジションが高いので、肘が伸びきった状態になり、ワキが締められないので疲れやすい。
ステアリングの位置を下げれば、ワキを締められて、肘にも余裕がでるので、腕の疲れが格段に軽減されます。
シートポジションも、後ろに下げられるので、ゆったりポジションで運転出来ます。
油圧パワステは、2枚重ねにする場合、左の純正ネジでは届かなくなるので、右側の長いネジを添付しております。
販売にあたっては、油圧の場合、基本1枚単位での販売を検討中。
そのほうが価格が安くなります。もちろん、さらに角度が欲しくなったら、もう1枚購入いただき、オプションのロングネジもご用意させていただきます。
今日の会議では、ステアリングスペーサー以外にも色んな企画案が出ました。
エンジントルクダンパーのハイゼットトラックS201用は完成していますが、追加ラインナップとして、S321vはもちろん、S500系、DA64、DA63なども予定に入りました。L275ミラ、L235エッセもリリース予定。
JB64ジムニー用も挑戦します。
ラダーフレーム車両は初めてなので、装着効果がどうなるのかとても気になっています。
S321vはアツいクルマです。
当初は、ワタシが個人的に営業車として不満をブツブツ言ってたら、開発担当が手作りパーツを作ってくれたのですが、その効果にビックリ。ただ、商業的に成功するとは思っておらず、面白パーツのつもりだったのです。
ところが、イザ発売してみると、購入してくださる方々が予想より多く、なおかつ、クルマに詳しいヒトが多いと気づいたのです。
過去、色んなクルマを弄った経験があった上で、仕事やプライベートでハイゼットカーゴを利用している方々だと拝察しています。
そして、今回のような場合も、とても前向きに捉えてくださる方が多いのです。
落ち度があったにも関わらず、温かく手を差し伸べてくださり、感激しました。
Mr.H様とやり取りをしていると、やっぱり営業に早く出たい気持ちがウズウズしてきました。
なぜなら知識、技術、経験があるヒトから得る情報は大きいし、色んなフィードバックを聞いていると、やる気が出るんです!
当社は7月1日から、いよいよ営業活動を再開します!
あくまでも地元関西圏のみで、遠方への出張はもう少し先になりますが、色んなショップ様たちのお話が聞けるのが楽しみで仕方ありません。
ただ、もう一つ、再開の条件があるんです。
営業先での”不要”な外食禁止…
たすけてー!
へんみ部長~っ!